The Staff of the Magi
呪文の火を貪る器であり、扱うには知恵を、あるいは死によって均衡を保つことを要求する。
秘術時代に鍛えられた〈魔術師の杖〉は、武器というよりは封じ込められた災害である。この意思を持つ秘術具は、秘術の頂点と傲慢の致命的な結果を体現している。通常のワンドやロッドとは異なり、魔法を単に導くのではなく、それを貪り食い、使用者に向けられた呪文を吸収して自身の膨大な魔力溜まりを満たす。この杖を手にするということは、刃の上を歩くようなものだ。有能な手にあれば、この地を異界の恐怖から守るが、愚か者の手に渡れば、もはや破滅しか約束されない。
- Type
- Sentient Magical Artifact
- Primary Affiliation
- The Red Wizards (Historical), Various Archmages
- Notable Wielders
- Mordenkainen, Elminster Aumar
- Key Ability
- Spell Absorption and Reversal
- Destructive Mechanism
- The Staff's Self-Destruction Spell
Lore & Background
歴史はこの杖を、戦利品ではなく呪われた家宝として記録している。サーイの紅の魔道士たちは、敵の魔法を無効化するその能力を長らく切望してきたが、それを掴んでから十年以上首を繋いだ征服者はほとんどいない。杖の木は、過去の使い手たちの声で囁き、その先端から放たれるあらゆる呪文の意図を裁いていると言われている。フェイルーンの秘術界において、それは逆説的な象徴であり続けている。すなわち、最高の達成の灯台であると同時に、あまりに多くを欲した者たちの墓石でもあるのだ。
In Their Own Story
塔の一室の空気は静電気でパチパチと音を立て、大魔道士が節くれだった木を握りしめると、吸収された千もの呪文の唸りが骨の髄まで響くのを感じた。外では嵐が荒れ狂い、稲妻が石壁を打ちつけていたが、室内は静寂に支配され、彼は山をも平らげる呪文を放つ準備を整えていた。『今日はやめておこう』と彼は囁き、杖の冷たい判断を掌に感じた。彼は誰よりもその規則を理解していた。一歩間違えれば、一瞬の傲慢が、爆発で彼を引き裂く。震える手で、彼はまず対抗呪文を唱え、自己破壊機構を無効化してから、蓄えられたエネルギーを盾に変換し、迫りくる虚無を押し留めた。
Reader's Guide
〈魔術師の杖〉は、高レベル呪文使いにとって究極の道具として機能し、標準的な魔法の品をはるかに超える能力を提供する。その主要な機能は呪文吸収である。使用者が敵対的な呪文の標的にされたとき、杖はその魔法を完全に飲み込み、生のエネルギーに変換する。このエネルギーは後に使用者が解放したり、他の効果を発動するために使用できる。これにより、魔法攻撃に依存する魔道士やクリーチャーに対して卓越した防御アイテムとなる。しかし、この秘術具を扱うには、計り知れない規律と知識が必要である。杖には組み込まれた安全装置が存在する。使用者が特定の防御対抗呪文を事前に唱えずに、その最も強力な攻撃呪文を試みた場合、杖は即座に爆発する。この爆発は壊滅的であり、杖を破壊し、防御に関係なく使用者を殺す。歴史的に、この秘術具はフェイルーンで最も偉大な大魔道士たち、エルミンスター・オーマーやケルベン・アルンサンなどによって扱われてきた。これらの達人は、真の力とは呪文を唱えることだけでなく、それを差し控える知恵にあることを理解していた。
Did You Know?
- 杖は、それに向けられた呪文を吸収し、エネルギーを後で使用または解放するために蓄えることができる。
- それは、現在の使い手の価値と意図を判断する意思を持つ。
- 自己破壊を避けるため、最も強力な能力を使用する前に特定の対抗呪文を唱えなければならない。
- 接触した他の魔法の品を永久に破壊できる数少ない秘術具の一つである。
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